論文を書くときに、いつも原核生物の名前のどの部分を斜体にすべきかわからなくなるので、まとめることにした。
・属名と種名は全部斜体
例:Escherichia (属)+coli(種)→ Escherichia coli
・属や種に続く、株名は通常フォント
例:Nitrosospira multiformis ATCC 25196
・sp. と spp. は通常フォント(両方ともまだ命名されていない種を記載する方法で、"sp."は1種の場合、"spp."は複数種を指す)
例:Chlamydomonas spp.
例:Chlamydomonas sp.
・Candidatus(現在までに培養は成功していないため完全なデータは揃っていないものの、他の証拠から新種であることが想定される)の場合は、Candidatusのみ斜体
例: Candidatus Methanoflorens stordalenmirensis
・略し方
例:初出ではSalmonella entericaと書いて2回目以降は属名を省略してS. entericaとしてもいい。だが省略してわからなくなる場合は、省略しないほうがいい。
例:Candidatusの場合、Ca. Methanoflorens
参考文献
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